日本のゴミ事情・・なぞ

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日本のごみ焼却量はヨーロッパの環境先進国の10倍以上で、ダイオキシン排出量も世界一です。しかも日本は欧米諸国に比べ、ゴミ焼却炉が非常に多い状況です。その理由は、国土が狭いうえにゴミが大量に発生するからです。なんと他の先進国に比べ、10倍以上ものゴミ処理費用がかかっています。さらに、日本のゴミの最終処分場は後10年分程度しかありません。これまでと同じゴミ処理方法では、もう限界に近づいていることが分かるでしょう。

今の日本には、「ごみゼロ社会」といった社会作りが必須です。日本のゴミ処理対策は根本的に間違っていると言えるでしょう。

日本のごみに対する認識

「燃やすとダイオキシン」、「埋めると土壌汚染」といった認識のもと、ヨーロッパなどの環境先進国では厳しい規制があります。ゴミの有料化も進んでいます。企業も個人もゴミを出さないように工夫をしています。

かたや、日本の現状はと言えば、日本の法律に問題点があるために問題が発生しています。

  • 第一に、企業:生産者責任が含まれていない。
  • 第二に、市民:使用者責任が含まれていない。

この2つが考慮されないと、ゴミは一向に減りません。結果として毎年、産業廃棄物だけで1人当たりでゴミ処理費を2万円近く負担していることになります。日本全国で年間2兆円にもなります。もちろん税金からの支払です。

日本のリサイクル

ごみ削減の5R

  • Refuse:ごみ源を拒否
  • Reduce:ごみを削減
  • Reuse:ごみ再利用
  • Recycle:ごみを資源に再生
  • Resolve:ごみの分解

日本の現在のリサイクル法は、ヨーロッパで15年以上も前に失敗した法律です。リサイクルするため大量のエネルギーを消費。再生品をつくるよりも、再使用、リサイクルすべきごみを減らすことが最善なのです。

 

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